育毛剤には3種類あるって知ってる?
値段も手ごろで売っている場所も豊富なので、薄毛を気にしだした人が初めに使う育毛ツールは【育毛剤】なのではないのでしょうか?
育毛剤は多くのメーカーが研究開発しているので、どれを買ったらいいか迷いますよね。
良い育毛剤を探す為、育毛剤について基本を知っておきましょう。
育毛剤とは
知らない人も多いですが、育毛剤には大きく分けて3種類あります。
医薬品
医薬部外品
化粧品
それぞれ特徴があるので詳しく見ていきましょう。
医薬品
国内の医薬品の育毛剤は、【ミノキシジル】という成分を使ったリアップのみです。
TVCMなどでも放送しているので目にした人は多いと思います。
【ミノキシジル】は、育毛だけではなく発毛にも効果があることがわかっています。
時間とお金をかけて臨床試験をして認可されているので、効果と信頼性はとても高いと言えます。
ただし医薬品のため副作用の心配があります。
リアップの副作用
皮膚
頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感
精神神経系
頭痛、気が遠くなる、めまい
循環器
胸の痛み、心拍が速くなる
代謝系
手足のむくみ、体重増加
一番多い症状は頭皮関係ですが、精神神経系や循環器や代謝系まで育毛剤を使った所と関係がない所まで影響がでます。
ただし命に関わる重大な副作用ではないので用法を守って、副作用がでたら使用を止め医師に相談すれば恐れることはありません。
購入は、ドラッグストア・薬局・クリニックで購入することができます。
医薬部外品
医薬品でないが、医薬品に準ずるものです。
医薬部外品は、定められた範囲内の成分で配合濃度を守らなければならないといけません。
医薬品と化粧品の中間に位置するもので、医薬品よりも効果が穏やかです。
育毛剤でもっとも多いのがこの医薬部外品で、抜け毛予防・育毛に作用しますが【発毛】は除外されています。
副作用はありませんが、アレルギー物質が含まれる場合があります。
購入はドラッグストアなどで買うことができ、数百円のものから1万円越えのものまで売られています。
化粧品
表向きは医薬部外品よりもさらに効果が緩やかなのが、化粧品の育毛剤です。
化粧品の育毛剤は、医薬部外品では使えない成分や配合濃度が可能となります。
規制にとらわれないで効果のありそうな成分を使ったり、高濃度にしたりすることができるので一概に医薬品や医薬部外品に劣っているとは言えません。
最近では医薬部外品では使えない成分【キャピキシル】【ピディオキシジル】などなど新しい成分をドンドン使いバージョンアップする育毛剤が多いです。
個人的には医薬部外品よりも効果があるんじゃないかと思っています。
あまりドラッグストアなどでは売っていなく、ネット販売が中心となっています。
料金は5000円以上の高価格帯の商品が多いです。
まとめ
育毛剤の3つの種類の違いわかってもらえたでしょうか?
育毛剤全体に言えることなのですが、育毛剤を使い始めてすぐには結果がでません。
見た目にわかるようになるまでは、3~6ヶ月の使用が必要となります。
もし3~6ヶ月使用しても何の変化もなければ、その育毛剤はあきらめて別の育毛剤を使ったほうがいいです。
また育毛剤を使っているのに抜け毛が止まらず薄毛が進行してしまうようなら、1度クリニックで診断してもらってください。
AGAの場合育毛剤ではほぼ対処はできないからです。