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薄毛の最終兵器【自毛植毛】

植毛とは薄毛が進行してしまった箇所に毛を移植する手術です。

 

大きく分けて「人工植毛」と「自毛植毛」との2つの植毛方法があります。

 

 

人工植毛

現在あまり使われていない植毛方法で、ナイロン・ポリエステルなどの人工繊維でできた髪の毛に似せた毛を移植します。

 

メリットもありますが、デメリットが多いのでアメリカでは法律で禁止されています。

 

また日本でも「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」による評価が低く推奨されていません。

 

日本皮膚科学会ガイドライン

メリット

人工でできた毛なのでいくらでも植毛をすることができます。

 

料金が自毛植毛よりも安い。

デメリット

手術費用が高い。

 

拒絶反応を起しやすい。

 

頭皮トラブルが多い。

 

髪の毛が伸びない。

 

メンテナンス費用がかかる。

自毛植毛

現在の主流の植毛方法で、自分の毛を植毛します。

 

AGAの影響をうけない【後頭部・側頭部】から採取した髪の毛を、前頭部・頭頂部に移植します。

メリット

毛根が死んでしまったところでも毛を生やすことができる。

 

植毛後も定着すれば髪の毛が伸びる。

 

メンテナンスが必要ない。

デメリット

人工植毛よりも費用がかかります。

 

後頭部を刈り上げないと植毛元を採取できない。

 

頭皮環境が悪い人は定着率が悪い。通常95%。

 

毛の量は有限なので、無限には移植できない。

 

AGAの治療をしなければ、植毛以外の毛が弱っていく。

施術の種類

「ARTUS植毛」「FUE植毛」「ストリップ(FUT)植毛」の3種類があります。

ARTUS植毛

最先端の植毛ロボットARTUSよって毛を採取します。

 

ルネッサンスクリニックでの「ARTUS植毛」の動画がありましたので参考にしてください。

メリット

作業の一部をロボットが担う為に医師の技術に左右されない植毛が受けられます。

 

毛の1本1本をくり抜くため、メスを使わない。

 

痛みが少ない。

 

傷の治りが早い。

デメリット

髪の毛を採取する際、後頭部しかできない。

 

時間がかかる。

FUE植毛

手作業で毛を毛穴ごと採取する。

 

「FUE植毛」の動画がありましたので参考にしてください。

メリット

小規模の植毛に向いている。

 

痛みが少ない。

 

治るのが早い。

デメリット

生え際など高密度で範囲の広い植毛に向いていない。

 

費用がFUTより高い。

ストリップ(FUT)植毛

メスを使用して、頭皮を帯状に切除して採取を行う。

 

ヨコ美クリニックでの「ストリップ(FUT)植毛」の動画がありましたので参考にしてください。

メリット

費用がFUE植毛より安い。

 

生着率が高い。

 

大規模の植毛に向いている。

デメリット

採取後の傷が残りやすい。

 

治りが遅く、縫合・抜糸が必要。

 

執刀医のレベルに左右される。