【自宅でできる育毛】亜鉛ってAGAに効果があるの?
育毛できる栄養素といえば、必ず候補にあがるのが【亜鉛】です。
【亜鉛】は普段の食事から摂取できるので、薬などと違い特別なお金はかからないし摂取しすぎなければ副作用もありません。
家庭でできる育毛、それが【亜鉛】です。
亜鉛の効果
髪(ケラチン)を作るのに役立つ
髪の毛はタンパク質の【ケラチン】というもので構成されています。
【ケラチン】は複数のアミノ酸かくっつくことで作られますが、接着剤の役割にあたるのが【亜鉛】です。
亜鉛不足になってしまうとケラチンがうまく作られないので、薄毛の原因になってしまいます。
AGAの抜け毛に効果あり??
イギリスの英国皮膚科学会誌(British Journal of Dermatology)による論文によると【亜鉛】には、5αリダクターゼの阻害効果があるのでAGAの抜け毛に効果があります。
ただし培養液のみの実験なので、実際に人体にどのような影響があるのかは調べられていません。
また例え効果があっても、プロペシアやフィナステリドのような薬ほど効果はない(人体にそこまで影響があると困る)でしょう。
参考 AGAタイムス
一日の推奨摂取量
男性で10mg
女性で8mg
ただし男女とも推奨摂取量に満たない人が多いようです。
亜鉛不足になると
亜鉛不足になると体のあちこちに影響がでます。
注目すべき影響は
脱毛
皮膚の異常
成長障害
直接的な影響では【脱毛】と【成長障害】です。
抜け毛の誘発+髪の毛の成長障害のダブルパンチです。
また間接的な影響は【皮膚の異常】で、育毛に欠かせない頭皮の健康が脅かされます。
そのほかにも
味覚障害
免疫力の低下
男性のED誘発
などなど体に困ることがわかっています。
亜鉛が足りなくなる人の特徴
・コンビ二食など自分の好きなものだけの食事をすることが多い
・お酒をよく飲む(アルコールの代謝に亜鉛が使われます)
・ベジタリアン・ビーガンである
・食品添加物を食べることが多い(ポリリン酸などは亜鉛の吸収を阻害します。)
・汗をよくかく(汗に亜鉛が含まれます)
・ダイエットをしている
亜鉛が不足しているか?調べるチェックサイトがあるので心配の人はみてください。
亜鉛を豊富に含む食材
【亜鉛】は魚介類、肉類、海藻、野菜、豆類、種実類などいろいろな食材に含まれています。
特に食材では
カキ(牡蠣)
豚肉(レバー)
ほや
牛肉
カニ
飲み物では
抹茶
ミルクココア
での亜鉛の含有量がおおいです。
・生牡蠣
とレモンの組み合わせは良く、ビタミンCとクエン酸が吸収を高めるとともに臭み消しの効果があります。
・スルメ・ビーフジャーキー・豚レバー・アーモンド
お酒を飲むと代謝に亜鉛が使われるので、お酒のおつまみにはうってつけです。
・凍り豆腐
味がないのでなんにでも入れられます。
私でしたら味噌汁の具にしたり、サラダと一緒に入れたりします。
参考 栄養andカロリー計算
耐容上限量
男性で40mg(30~69歳の男性で45mg、70歳以上の男性で40mg)
18歳以上の女性で35mg
【亜鉛】は育毛に良いからといくらでも摂取していいものではないので注意しましょう。
ただし【亜鉛】は、吸収率が悪く体に吸収されるのは30%程度です。
普通に生活しているのなら、【亜鉛】不足に気をつけましょう。
亜鉛を取りすぎると
吐き気、脱水症状、倦怠感、めまい、胃痛、腎臓障害、発熱、頭痛、貧血、免疫などの症状があらわれます。
また銅や鉄の吸収を妨げるので以下の症状にも注意してください。
・脱毛
・髪の毛の脱色
・めまい
・骨の強度低下
サプリメントなど使っている人は気をつけましょう。
亜鉛が足りない人には
どうしても【亜鉛】を含む食品を食べるのが難しいという人もいるかと思います。
そんな人には、サプリメントがおすすめです。
サプリは60日分が数百円ととてもお手軽な値段で提供されています。
育毛に影響を与える栄養素は【亜鉛】だけではないので、普段からバランスの良い食事をすることが基本になるので忘れないでください。
普通の食事では気にする必要がありませんが、サプリで亜鉛を摂取する場合しっかりと摂取容量を守ってください。
亜鉛は取りすぎると体に悪い影響がでます。